Lifematics Inc. ライフマティックス株式会社

計算環境の構築・運用保守

Computational Environment

設計から保守まで
トータルでサポートします

ライフサイエンス分野は潤沢な計算環境が求められます。オンプレミスで準備するのか、またはクラウドが適切なのか、そして計算環境の維持メンテナンス性はどのように担保するのが最良かなどの「サーバ設計・構築サービス」や、計算環境を365日監視する「リモート運用サービス」を提供しています。また、お客様のニーズに応え、DaaS(Device as a Service)サービスも開始します。これまでに、「官公庁向け分析システム」「独立行政法人向け解析システム」「製薬会社様のクラウド」などの実績があります。

サーバ設計・構築サービス

お客様の用途にあわせ、PCからサーバ(オンプレミス/クラウド)、ストレージ装置、ネットワーク機器などのインフラ環境を提供します。機器の調達から設計・現地設置・保守までワンストップで対応するため、高品質でセキュアなシステム構築できます。AWSのParallelClusterやAlpha Fold2の環境構築なども可能です。HPC(High Performance Computing)を含めた多様な計算環境、業務基幹環境(認証、ファイル共有、バックアップなど)、LIMSソフトウェアなど特定ソフト用にチューニングされた業務システムなどもご提供します。

リモート運用サービス

専任チームがお客様環境の運用業務をリモート支援します。企画、提案、設計、運用、プロジェクトマネジメントなどの経験豊富なメンバーが、お客様のチームの一員として、障害対応や問い合わせだけでなく、障害対応の傾向を分析して改善提案なども行います。外部委託せず、当社スタッフが行うため、迅速かつ適切なサポート体制となり、安心してご使用いいただけます。

Lifematics DaaS (Device as a Service)

サーバ、ワークステーション、ストレージなど、計算環境に必要な機器とその保守、そしてサポートまでをまとめてパッケージ化し、月額定額制にてご提供します。ハイスペックな計算環境を初期費用が掛からず構築できます。

計算環境の構築・運用保守の
導入事例

 

CASE 01

創薬基盤技術開発事業向け
システム導入

AMED 「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(RNA標的創薬技術開発)」において、一般社団法人バイオ産業情報化コンソーシアム主導のもと、複数の製薬・食品・大学・研究所が協力して同一プラットフォームで実験データと理論ソフトウェアを同時に共有し、双方向にソフトウェア・技術開発をするための計算機基盤を導入しました。
計算機基盤は、20台の計算ノードを備えたクラスタシステムを利用し、ウェットとドライの研究者が一体となって研究を進めるための環境整備を実施、機器はリモートワークや近年激化する都市災害にも適した安全で省エネ・空調効率の良い株式会社クララオンラインのデータセンターに設置され、セキュリティ対策として多要素認証を利用したセキュアなVPN環境を提供します。
当社は、計算機基盤の要件定義、機器の選定や調達、設計・構築を一貫して担い、データセンターの選定やアプリケーションの導入設計、セキュリティ設計、運用設計、利用者向けの利用手順の整備など、プロジェクト全体にわたって主導して実施しました。

 

CASE 02

官公庁向け
分析システムの導入

官公庁の分析システムのリプレイスに際して、協業するSIerと仕様書策定の支援、機器選定、設計、構築、データ移行を担当しました。サーバへのNFS、Sambaなどのミドルウェア、計算アプリケーション、開発ツールの導入、バックアップシステムの設計・構築を行いました。分析用ワークステーションへは、仮想環境や各種アプリケーションを導入しました。また、システム全体の自動シャットダウン、障害/性能監視、ウイルス対策ソリューションなど、保全管理を含めた全体設計も担当しています。

 

CASE 03

製薬会社向け
ゲノム解析サーバ導入

製薬会社の解析サーバのリプレイス提案を行い、解析サーバと周辺システムの機器調達、設計、構築を行いました。ジョブスケジューラやSamba、Dockerサービスなどのミドルウェア、iSCSIストレージ、バックアップシステム、UPS管理ソフトウェアとスクリプトを併用した自動シャットダウンシステムなどを導入しています。

 

CASE 04

製薬会社向け
クラウド環境監視

製薬会社向けに、当社がAWS環境にてサーバを構築し、AWS環境下の死活監視を行っています。AWS Lambdaを利用したサーバ運用の自動化と、外部のクラウド監視ツールを組み合わせ、フルリモートで監視および障害切り分けを実施します。

 

CASE 05

研究機関の
リモート運用保守

研究機関のインフラ上に、研究員の皆さま向けの内部システムを構築し、運用支援を行っています。また、研究室向けの無線APの管理運用も担当しています。これらのシステムはすべて、当社でリモート監視を行っています。

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